卵巣の機能と働き
卵巣は親指の頭ぐらいの大きさで、小さな臓器ながらもその機能と働きは、女性の一生の健康に関わり、心と体の状態を示す大切なバロメーターでもあります。
「卵巣ってどんな働きをするんだろう?」、「卵巣の機能不全は私たちの体にどんな影響を与えるの?」−知っているようであまり深く知らない、卵巣の機能と働きについて見ていきましょう。
◆妊娠・出産に大きく関わる卵巣からの排卵機能
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卵巣の大切な働きの一つに「排卵」という機能があります。卵巣には数百万個の卵子のもとになる原始卵胞があり、思春期になると毎月この原始卵胞のうちのいくつかが成熟卵胞になって、そこから卵子が飛び出します。これが「排卵」です。
この排卵によって卵管を通るときに精子を出会い、受精が行われると、受精卵は子宮へと送られ子宮内膜に着床し、このとき初めて妊娠が成立します。
卵巣のこの排卵の機能は女性の妊娠・出産にも重大な役割を果たします。
◆女性ホルモンを分泌する働き
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もうひとつの大切な働きが、2つの女性ホルモンの分泌です。
成熟した卵胞からエストロゲン(卵胞ホルモン)が、排卵後の卵胞からはプロゲステロン(黄体ホルモン)が分泌されます。この2つの女性ホルモンは、丸みをおびた女性らしい体つきを作るほか、生理のリズムを整え、妊娠をつかさどる大事な働きを持っています。
また女性の体を女性らしく丸みをおびたものにするのもこれらのホルモンの働きによります。
◆女性ホルモンの乱れを放っておくとどうなる?
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ストレスやダイエットのしすぎなどによって、ホルモンバランスが乱れると、次のようなトラブルが起きてしまいます。
- 生理のリズムが乱れる
- 生理があっても排卵がない(無排卵月経)
- 排卵があっても黄体ホルモンを分泌する卵巣の機能に異常があって うまく妊娠できない
これらを放っておくと、卵巣の機能が低下し、卵巣機能不全となり、不妊をまねく恐れもあるので注意が必要です。
このように卵巣は毎月、排卵を繰り返し、女性ホルモンを分泌するなどめまぐるしく変化しています。そのため卵巣は、女性の体の中でも腫瘍ができやすく、とてもデリケートな臓器でもあります。普段から生活のリズムを整え、上手につきあっていきましょうね(^^)
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