卵巣のさまざまな病気
卵巣には卵巣嚢腫以外にもいろいろな病気があります。代表的な卵巣の病気をあげてみると・・・
■ 卵巣嚢腫
卵巣内の卵胞に水などがたまって卵巣が腫れる病気。詳しくは右のメニューからご覧くださいね。
■ 多嚢胞性卵巣(PCO)・多嚢胞性卵巣症候群(PCOS
ホルモンの異常から起こる、排卵障害の一種です。
多嚢胞性卵巣・多嚢胞性卵巣症候群の詳しい解説はこちらです。
■ チョコレート嚢腫(子宮内膜症)
子宮内膜症の一種。卵巣内で子宮内膜が増え、血液がたまってチョコレート色のどろどろした嚢腫になる病気。激しい生理痛、生理以外の下腹部痛や腹痛、排便通、性交痛などの症状が出ます。チョコレート嚢腫(子宮内膜症)の詳しい解説はこちらです。
■ 充実性腫瘍
卵巣腫瘍のうちの1割を占める硬い腫瘍。悪性に変わる場合も。大きくなってくるとお腹に硬いしこりが触れたり、不正出血、下腹部痛などの症状が出ます。
治療は卵巣嚢腫と同じ、良性であれば腫瘍だけを摘出して、術後の妊娠・出産の可能性も考慮に入れます。
■ 卵巣がん
すべての卵巣腫瘍のうち、悪性の腫瘍が卵巣がんです。未婚女性、妊娠・出産の経験のない30代~40代の女性に多く見られます。卵巣がんが大きくなってくると、しこりにすれる、下腹部が重くなったり、さらに進むと腹水がたまったり、発熱やだるさ、体重が減るなどの全身症状が見られます。
初期の段階なら、片方の卵巣や子宮を残して化学療法で治療します。妊娠の可能性はありますが、再発の可能性も。進行している場合は、両方の卵巣、卵管、子宮、リンパ節などをすべて摘出する方法がとられます。妊娠はできなってしまいますが、再発の可能性はほぼありません。
■ 卵管炎・卵巣炎
大腸菌や淋菌、クラミジアなどが子宮から卵管へ進入することで起こる病気。放っておくと腹膜炎や敗血症を引き起こしたり、不妊症の原因になることもあるので注意が必要です。
下腹部の痛みや発熱を伴う場合はすぐに入院して抗生物質や消炎剤などで炎症を抑える。それでも症状が改善しない場合は卵管を切除してたまった膿や水を出す手術を行うことも。
このように卵巣にはさまざまな病気があります。日ごろから卵巣の病気、もちろんその他の病気を早く発見できるように、定期健診は必ず受けたいですよね。
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卵巣嚢腫について知ろう